とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

友好的に接してくれることは、「それでOK」というサイン。

社会に出るといろいろな人と接することになる。もちろん、いろいろな人がいるわけだから自分と相性がいい人もいる一方で、なかなかそりが合わない人にも出くわしてしまうことがある。特に、職場が同じ人というのはほぼ毎日顔を合わせることになるから、そりが合わない人がいたらどうしても気になってしまうものだ。そして、どうにかしようとつい悩んでしまうことになる。

 

僕は自分から話しかける方ではないし、会話をするのが苦手に感じている。だから、どうしても発する言葉がどこかぎこちないようにいつも感じてしまう。そのせいか、一部の人とはほとんど言葉を交わさないだけでなく、近くにいると居心地の悪さを感じてしまう。もちろん、それは単に自分が気にしすぎているだけかもしれない。でも、そう感じる以上、何か問題があるサインとも言えるようにも感じてしまう。

 

しかし、その一方で他の人と同じように普通に接してくれる人たちがいる。特に、今の業務は会社内でも多くの人と接することは少ない。なので、話しかけてくれることがあると嬉しい。もしかしたら、そうやって話しかけてくれるということは少なくとも僕に対して嫌な印象はあまり持っていないと言えるのかもしれない。たとえ僕があまりしゃべらなかったりうまく話せなかったと感じていたりしても。

 

そう考えると、相手が友好的に接してくれるということは「今のままでもOK」とサインなのかもしれない。今まで僕はそりに合わない人を気にしすぎたあまり、人との接し方を変えることばかり考えていた。でも、その一方で普通に接してくれる人の存在をおろそかにしていたような気がする。だから、人と接する不安がいつもあったことで、それが会話や行動に出てしまっていたように思えてしまう。

 

「今のままでOK」ということは「無理に変える必要もない」とも言えるだろう。そう考えてみたら、相手との接し方を考えなくていい分だけ気持ちも楽になったように感じる。それは自分のことを肯定できたと同時に、今までいかに自分を否定してきたかを痛感した。そして、無理して変えなくていいということは、「無理をして相手に合わせなくていい」とも言えるのかもしれない。