とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

確認をすることで、一方的な行動を防ぐ。

以前レジにおいて、お金を払い終わっていないのに店員がレジに金額を打ち込んでしまうことが何度かあった。店員側からすれば、払っていくお金の種類を見ていくことで払う金額が推測できたからなのかもしれない。しかし、それをされた度に僕は嫌な気持ちになっていた。なぜなら、店員が払い終わった確認もしないで一方的に進められたことに、不快感を感じてしまったからだった。

 

先日、打合せがあって、その際に作業内容をA4用紙にまとめたものを持ってくるように言われた。その際、僕は自分の判断で2部用意した。しかし、相手は最初に差し出したものコピーしたので、使ったのは1部だけだった。その時、用意するように言われた際に部数を確認しておくべきだったと思った。そうしておけば、用意したもう1部は無駄にならかったはずだ。

 

だから、一方的な判断で行動してみても、必ずしもいい結果にはならないのかもしれない。自分が考えたり感じたりしたことは、相手も自分と同じように考えたり思ったりするとは限らないからだろう。特に、そのほうが相手のためになると思い込んでしまっている時ほど、危ないような気がする。なぜなら、そういう時ほど思い込んでいるので、相手がどう思うのかがおろそかになりやすいと思うからだ。

 

僕は今まで、相手が言ってないのに先読みをして、何かを用意したり手助けしたりしたことが多かった。でも、相手は戸惑った反応をすることも少なくなかった。もしかしたら、自分が一方的にやってしまったために、相手に圧迫感を与えてしまったのかもしれない。だから、今振り返ってみると、それが果たして本当に相手のためになったのか疑問に思ってしまうことが多い。

 

それを繰り返さないためにも、一度相手に確認することは大切だと感じている。確認をすることで、相手側に選択する機会をつくることが大事だと思う。もしかしたら、一方的にやられるのが不快に感じるのは、やられた側に選択する機会が無かったこともあると思う。そう考えると、どんなに気が利いたことでも一方的にやられてしまっては、相手は不快に感じやすくなるものかもしれない。