とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

無理やり新しいことをやっても、気分が上がるとは限らない。

ここ数日、どうも気分が上がらない上に、何かをやろうという気持ちにもなれない。おそらく、自分の状況がとりあえず一段落したことや、天候がスッキリしないからなのかもしれないけど、はっきりとした理由は見つからない。そして、このようなことは今までにも何度かあったから、心配しているわけでもない。でも、自分にとっては不快な状態だから、どうにかして気分を上げたくなってしまうものだ。

 

今までそういう時には、普段やらないことをやって刺激を与えることで、気分を上げようとしていた。それをやって気分が上がった時も確かにあった。けれど、気分が上がるどころか逆に疲労感が増してしまうことも多かった。そして、疲労感が増したことでさらに気分が下がってしまい、ますます何かをやろうという気持ちが起こらなくなってしまったことが何度もあった。

 

そもそも気分が上がらない時というのは、新しいことをやりたいという気持ちは起こりにくいものだ。それに、元気な時でも何か新しいことをやるというのは、結構なエネルギーを使うものだ。だから、元気ではない時に無理やり新しいことをやったとしても、元気な時よりもエネルギーを消費使ってしまうことで、さらに気分が上がりづらくなってしまうのかもしれない。

 

そういう時には、新しいことには手をつけようとしないで、今までやってきたことをもう一度じっくりとやってみることも一つの方法かもしれない。最近よく聞いていた音楽をじっくり聞いてみたり、あるいは最近読んでいなかった本やブログをじっくり読んでみるのもいいような気がする。そのほうが新しいことを探すためにエネルギーを使うかわりに、気分を回復させるほうに使われやすくなると思う。

 

そういえば、気分が回復した時というのは、無理やり新しいことやった時よりも朝目覚めた時やいつの間にか気分が上がっていた時のほうが多かったことを、このエントリを書きながら思い出した。そう思うと、無理やり何かをやって気分を上げようとするよりも、まずは気分の上がらない自分を認めながら気分が上がるのを落ち着いて待っているほうが、早く気分は上がりやすいものかもしれない。