とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

「白か・黒か・グレーか」を、はっきりさせる。

物事を進める際に「白・黒」をはっきりさせることは大切だ。とは言っても、全てのことを白黒に区別させることは難しいので、白でもない黒でもない「グレー」の状態がどうしても発生することがある。グレーの状態というのは人によって解釈が異なりやすいので、トラブルの原因になりやすい。そういうこともあって、グレーの状態というのはいいイメージではないことが多いように感じる。

 

しかし、白でも黒でもグレーでもない状態が一番いけないと思う。というもの物事を進めるのか・中止するのか・協議中なのかが分からないから、何をやっていいのか分からなくなってしまう。さらに、物事を進めたとしても確信がなかったり迷いがあったりするから、どうしても中途半端になりやすい。その結果、対処が放置同然の状態になってしまい、手遅れによるトラブルが発生しやすくなると思う。

 

もし、そこでグレーの状態だと分かれば何かしらの手を打つことができるだろう。担当者に状況を問いわせてもいいし、期限を設けて情報が届くのを待ってもいい。少なくとも、ただ時間だけが流れていく状態にはならないはずだ。グレーの状態というのは判断や対処が難しい場合があるから精神的に楽ではないけれど、全く動けずにただ時間が流れていくの見ているだけの状態でもないはずだ。

 

だから、状況を確認する際には「白か・黒か・グレーか」をはっきりさせることが大切なのかもしれない。白か黒かはっきりすることに越したことはないけれど、グレーを受け入れることも大切だと思う。そのためには、グレーの状態をどっちつかずの状態としてとらえるよりも、第三の独立した状態としてとらえたほうがいいような気がする。そうすれば、グレーの状態を必要以上に恐れることが無くなるように思う。

 

そう考えると、グレーの状態があるからこそ状況が丸く収まることもあるような気がする。だから、やみくもに白黒をはっきりさせることが全てはないのだろう。時にはグレーの状態を活用して、物事を進めることが必要なように感じる。信号に青と赤の間にある黄色の役割のように、白と黒の間にあるグレーの存在も、必要不可欠な存在と言ってもいいのかもしれない。