とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

できることなら、心穏やかに3月を過ごしたい。

月が変わって3月になった。学生なら3月が終わると進級するかあるいは卒業して進学や就職することになる。そして、社会人になれば3月で多くの仕事が一区切りになることが多いような感じがする。そのためか3月は他の月とはやることが違ってくるので、特別な月だという感じが僕にはある。

 

過去を振り返ってみて、どうも3月はバタバタしたり不安な気持ちが強くなったりすることが多かった。特に、進学する年や就職する年にはその傾向が強かった気がする。物事がうまくいかなかっただけでなく、不思議と人間関係でもめてしまうことが多かった。そのために、学生時代の3月というのはあまりいい印象を持っていない。

 

社会人では、年度が変わることで自分の状況が変わることが少なくなる。だから、社会人になれば、3月で苦しむことはないと思っていた。しかし、僕が携わっていた建設界では3月が工期末の物件が多かったこともあり、やっぱり3月はバタバタとすることが多く、精神的にも不安定だった。そのせいなのか、3月は他の月よりも長く感じてしまうことが多かった。

 

それでも、全ての年の3月が苦しかったかというとそうでもない。特に社会人になってからは、仕事も私生活でも大きな問題に直面せずに過ごせた年もある。だから、3月というものに恐怖を感じているわけではない。でも、状況によっては苦しい一カ月間になってしまうかもしれないという不安があるのだ。

 

そうした思いがあるからこそ、年々3月を無事にすごしたいという気持ちが強くなってきている。思い返してみると、やるべきことを確実にやっていた年は問題もなく心穏やかに過ごせたような気がする。逆にやるべきことをおろそかにしていた年は、問題がいろいろと発生して、精神的に苦しい一カ月になっていたと思う。もちろん、これからの一カ月間が穏やかにすごせるように、やるべきことはしっかりやっていきたいと思っている。