とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

本当に整理整頓がしたいなら、内側から始めてみる。

整理整頓をしたくなる時というのは、外にあるモノが乱雑に置かれている状態が不快に感じた場合に多い。そのせいか、外にあるモノが一旦整理できてしまうと整理整頓ができたように感じてしまうことが多い。しかし、外にあるモノだけを整理しても、しばらくすると元の乱雑な状態に戻ってしまうことが多かった。そして、なぜそうなってしまうのかが今まで分からずにいた。

 

でも、最近になって外だけを整理して内側を整理してないことが原因かもしれないと感じるようになった。極端に言えば、目に見えるところだけ整理して整理できなかったモノを引き出しの中に放りこんでしまっても、他人の目からしたら整理したと見えるのかもしれない。しかし、内部は乱雑のままだから、少しでも何かを動かせばあふれたモノは外に出てしまうことになるだろう。

 

だから、もし本当に整理整頓をしたかったら、外よりも引き出しの中のような内側から整理することも必要かもしれない。内側がきれい納まるからこそ外側も自然と納まるのではないかと思う。そうなれば、多少何かを動かしたとしても、外側も内側も乱雑になることもなく、自然と元の位置に納まるような気がする。内側の整理というのは手を抜こうと思えばいくらでも抜けられる。だからこそ、この考えが大切だと思う。

 

思えば、今までは外側ばかり整理していたように思う。当然、内側は乱雑なままだ。そのために他人に何かの拍子に内側を見られることを恐れていた。それと同時に、外側の内側のギャップに気づかれることも恐れていた。人が失望しやすいのは、見た目はいいと思っていたのに中身はさっぱりだった時だろう。そして、一度失望されてしまえばそれを覆すことはとても難しい。

 

でも、内側が整理整頓できていれば他人に内側を見られることを必要以上に恐れることが無くなるのではないかと思う。そうやって他人の目を必要以上に恐れなくなれば、過剰に整理整頓をしたり逆に整理整頓をおっくうに感じたりすることが無くなるに違いない。そして、そこで初めて取り繕いの整理整頓ではなく、本当の整理整頓ができるようになるのかもしれない。