とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

称賛が批判にならないように、注意する。

ネットで音楽作品などの動画を見ていると、コメント欄に目を通すことが時々ある。実際に目を通してみると、称賛のコメントがほとんどで批判は少ない。しかし、中には「これを聴くと、最近の音楽やアーティストなんて・・・」といったようなコメントを目にすることがある。そんなコメントを目にする度に僕は不愉快な気分になってしまう。なぜなら、その動画や作品を本当に称賛しているように感じられないからだ。

 

もしかしたら、そのようなコメントをする人の気持ちというのは、最近のアーティストや作品を批判したいのが本心ではないかと思う。ただそれを言いたいために、その動画や作品を利用しただけのように思えてしまう。もちろん、称賛している気持ちも確かにあるのだろう。でも、本当に称賛しているのなら、他のアーティストや作品にわざわざ言及するところまではいかないのではないだろうか。

 

ある人のことを褒めるだけではなく、対比として他人の欠点まで言及してしまう。これでは称賛しているようで、実は批判になってしまっているのでないか。だから、見かけと内容の食い違いを感じてしまって、僕は違和感や不快感を持ってしまうのだろう。そもそも、コメント欄というのはその作品だけが対象のはずだ。そこで他の批判をするのは、場違いなことをやっているように感じてしまう。

 

そして、このようなことは日常の会話やブログにでも起こりうるし、そのような会話を聴いたりや文章を目にしたりすることがある。だからこそ、誰かを称賛しているつもりが結果として誰かの批判や中傷にすり替わらないように気をつける必要があると思う。特に、会話している場合にはその場の流れや勢いでつい言ってしまうことがあから、文章を書く時以上に注意が必要かもしれない。

 

あれもこれもと言おうとするから、何を一番言いたいのか分からなくなってしまうことになって称賛が批判にすり替わることが起こってしまうと思う。だから、もし誰かや何かを称賛したいのなら、他のことを出さずにその誰かや何かを称賛することだけに話を絞ることが大切だと思う。やっぱり、批判が混ざっていない称賛は目にしたり聞いたりしていても気分がいい。