とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

新しいものに接して、快感を得る。

学生時代は周囲の影響もあるためか、望もうと望まないと新しいものに接する機会が多い。ところが、社会人になると接する人が固定化してしまいやすくなることもあり、新しいものに接する機会がどんどん減っていくように感じている。そうなると、新しいことに対する抵抗感がますます強くなって、新しいものに接することに対して消極的になってしまうのだと思う。

 

僕は何度も同じ動画を見たり同じ音楽を聴いたりすることが多い。もちろん、それが自分にとっていいものだからということもある。でも、初めて見たり聴いたりしたものが「ハズレ」だったら嫌だということもあると思う。そして、そうやって「ハズレ」に出会ってしまうと、なんとなく時間を損してしまったなという感覚になること多い。

 

だからといって、自分にとっていいものだけを見たり聴いたりしていても物足りなさを感じてしまうことが多い。おそらく、接するものに新鮮さがないから、良くも悪くも刺激がないためにどこか物足りなさを感じてしまうのかもしれない。たとえ自分にとっていいものであってもそれが繰り返しになってしまうと、どこか淀んだような感じに襲われてしまうのだろう。

 

そう感じるようになったこともあるのか、最近は新しいものに接することが快感になることが多いと感じている。動画でもスポーツの試合でも、初めて見るもののほうが集中して見ていたり面白いと感じたりすることが多くなった気がする。結果はどうであれ、やっぱり新しいものに少しでも接したほうが、気持ちが淀まないような感じがするのだ。

 

もしかしたら、新しいものに接するということは、食べることや睡眠と同じくらい人間にとっては不可欠ものかもしれない。それはまるっきり新しいことでなくちよっとだけものであっても、気持ちは違ってくると思う。ともすると、新しいことに対しては臆病になりやすい。だからこそ、新しいものに接したことで得られる快感を持つことが大切になってくると思う。