とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

怒りを抱え続けないことで、心と体を楽にさせる。

数日前にある人と衝突してしまって、そのことに対する怒りがなかなか収まらなかった。そこで、少し寝てみたら怒りは収まるかもしれないと思い、体を横にしてみた。ところが、なかなか寝付けないばかりか体も締め付けられたような感じがしてとても苦しい感じがした。その時ふと「怒りを抱え続けるのはしんどい。やっぱり自分の中に怒りがないほうが精神的にも肉体的にも楽だな。」と思ってしまった。

 

怒りを抱え続けることが自分にとってよくないことは、誰かの会話でもよく耳にしたり自己啓発書やネット記事からもよく目にしたりしていた。でも、その時は「確かに言っていることはわかるけど、それができたら苦労しないよ」という思いだった。でも、こうして精神的にも肉体的にも苦しさを感じたことで、怒りを抱え続けないことが心や体にとっても楽だということをやっと実感することができた。

 

やっぱり、怒りから解放されて心も体も楽になれたほうが、冷静に物事を考えることができるだけでなく誤った判断をすることも少なくなるだろう。逆に言えば、怒りを抱え続けて心身とも苦しい状態でいるのなら、考えも行動もさらに悪い方向へ行ってしまう可能性が高いような気がする。そうならないためにも、怒りを抱え続けることが心と体を苦しめてしまうことを実感することが大切だと思う。

 

それでも、湧き上がってきた怒りを認めることは忘れないようにしたい。むしろ、怒りをできるだけ短時間で処理するためにも、怒りを認めることが大切だとさえ思っている。なぜなら、怒りが自分によって良くないからといって見て見ぬふりをしてしまうと、怒りを自分の中に留めてしまって自分に悪影響を及ぼすと思うからだ。そうならないためにも、まずは怒りを感じている自分を認めて、怒りを処理することが大切だと思ってしまう。

 

どんなに気をつけていても、怒りを感じてしまうことには遭遇してしまうものだ。だから、怒りと感じることを減らしていくと同時に怒りを確実に処理していくことを心がけることで、怒りを溜めこまないようにしていきたい。確かに怒りを感じると誰かのせいにしたくなりやすい。しかし、そうやって誰かのせいにしようとも、怒りの影響を最も受けるのは怒っている本人ではないかと思うのだ。