とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

心身のだるさを感じながらも、少しづつでも進めてみる。

やらなければいけないことが、自分の苦手のものだったり面倒くさいものだったりすると、気持ちが乗らないことや体が重いことを理由にして先延ばしにしやすい。確かに、先延ばしすることを決めると気持ちが楽にはなる。でも、状況は進展していないせいか心からは楽になれないように最近は感じてしまう。

 

むしろ、多少の心身のだるさがあってもいいから、少しづつでも進めていったほうが気持ちが落ち着くことが多い気がする。もしかしたら、少しづつでも進めていることが、その分だけ物事の解決に向かっているということになって、精神的な安心感をもたらしてくれるのかもしれない。

 

僕は今まで気持ちが乗らなかったり体がだるかったりすると、先延ばししてしまうことが多かった。そうしてしまった理由に、十分なコンディションでないとミスをしやすいという思い込みがあった。無理して進めて間違えてしまうよりは、十分なコンディションでやったほうがいいと思っていたし、実際にそんなこともあった。そして、そんな経験がさらにその思い込みを強くしてしまったと思う。

 

この「気持ちが乗らない」とか「体がだるい」というのは、実に使い勝手のよいものだ。だから、状況によってはこれらの理由を使っていくらでも先延ばしができてしまう。でも、締切りが変わらない限りは精神的に追い込まれてプレッシャーも日増しに強くなってしまいやすい。さらに時間は少なくなっていく分だけ慌ててやる羽目になるから、その結果大きなミスをしたり周囲に迷惑をかけたりするなんてことにもなりかねない。

 

心身のだるさを感じながらやっているときは、確かにしんどい。でも、終えた後というのは、進み具合が少しでも意外と気持ちがすっきりしてしまうことが多い。それに、例えコンディションが良かったとしても、ミスする時はミスしてしまうものだ。そう考えると、ミスしないことよりも大事な物事をやりきるためにも、心身のだるさを感じながらも進めていくことが大切だと思っている。