それが初めて聞いたものなら、まずは調べてみる。
何かを行なうために必要なものを揃える時、それが初めて聞いたものだった場合は何かと大変だ。それがどんなものなのかイメージも湧かないために、なぜそれが必要なのか理解しきれていないことが多い。その分迷いながら行動してしまうために、遠回りな行動になってしまって、エネルギーも多く使ってしまうことになりやすい。
先日、自分の車を所有者を販売店から自分に変更することになった。その際、車検証の住所は以前の住所になっていた。そのため、販売店の担当者から住民票と印鑑証明だけでなく戸籍の附表も用意するように言われた。附表が必要なのは現住所と以前の住所とのつながりを証明するためで、役所に行けばもらえるということだった。
その担当者とは電話でやりとりしていたこともあったせいか、最初に附表を用意してほしいと言われた時には、「フヒョウ?何それ」という感じだった。初めて聞いた言葉だったから、附表というものがどういったもなのかイメージできなかった。そもそも、附表って漢字でどう書くのかさえ見当もつかなかった。とにかく頭の中は?マークだらけの状態になっていた。
電話が終わった後、ネットで検索してみた。そうしたら、厳密に言えば戸籍の附表であること、戸籍の附表とは住所の移り変わりを記録したものであることが分かった。ここでようやく、附表とは何なのか、なぜ附表が必要なのかをようやく理解することができた。そして翌日、役所に行って附表をもらった後に販売店に提出したことで、自分が行うべきことは全て完了した。
今の時代は、ネット検索することで基本的なことが調べられることが多い。だから、初めて聞くようなものに出会ったら、まずは少しでも自分で調べてみることが大切だと思う。調べることでそれがどんなものであるかが少しでも見えれば、不安や心配が薄れることで気持ちが楽になれるような気がするし、行動でも遠回りすることが減ってくると思う。それでも未知なことを初めてやるのはしんどい。でも、一回やりきってしまえば、そのしんどさは吹っ飛んでしまうような気がするのだ。