とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

行動や経験で、必要のない考えは削られていく。

僕は何事でも一番最初の時は、経験も無く見えないことが多いためか考えすぎになりやすい。先の展開が見えていないから、いろいろなことを想定していまいがちになる。その結果、あれもこれもと考えてしまって、心の中は心配や不安で一杯になってしまう。

 

でも、そうやって不安になりながらも一通りやってみると、考えなくてもよかったことが結構出てくるものだ。そういう時は往々にして「何でこんな事考えてたんだろう。時間とエネルギーの無駄だったな」と思いがちになってしまう。特に考えていたことが深刻であったときほど神経をすり減らしているから、なおさらそう思ってしまう。

 

でも、ただ頭で考えていただけではなくて実際に経験したからこそ、考えなくてもいいことが見つかったと言えないだろうか。行動によって結果が出たからこそ、明確に必要がないと判断することができたのではないだろうか。むしろ、考えなくてもいいことが見つかったことは自分にとって損なことではなく良いことなのだと思う。もうそのことについて考えたり心配したりすることから解放されるのだから。

 

だから、実際の行動や経験によって自分から必要のない考えが削られていくことは大切だと思う。それに自分の経験上、行動や経験によって必要のない考えを削られたほうが確信を持ちやすくなるので、必要のない考えを本当に考えなくなってしまうことが多いような気がするからだ。そういう意味でも、ただ考えるだけでなく、行動や経験をすることはやっぱり大切ことなのかもしれない。