とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

好きなものを押し付けない

サッカーワールドカップが開幕すると、日本戦を含めて熱中しているタイプと、そもそも全く興味がないというタイプに分かれているような気がする。もちろん、興味の方向は人それそれなのだから、どっちが良くてどっちが悪いなんてことは決してない。

 

だから、自分が熱中しているからと言って、日本戦を観ない人のことをとやかく言うべきではないと思う。実際にそんなテレビ番組があったらしいが、本当嘲笑したくなる話だ。そんなことを言ってもますます嫌いになってしまうだけなのに、と思ってしまう。

 

サッカーに限らず、自分がやっていることをやっていない人に対して「なんで〇〇しないよ?面白いのに」と上から目線気味に言ってくる人を時々見かける。僕はそういった人が嫌いだ。なぜなら、その人から好みの押し付けや自分に対する否定を感じてしまうからである。つまり、自分を尊重していないように思えてしまうのだ。

 

世の中には、サッカーが好きな人もいれば嫌いな人もいる。自分が好きだからといって嫌いなんていう人はありえないという態度で接するのか、あるいは自分は好きだけど、もしかしたら嫌いな人がいるかもしれないという態度で接するのかどうかで、かける言葉も相手が感じる態度も大きく違ってくるだろう。

 

 それに、「自分が好きなものが嫌いな人も世の中にいる」という考えがあったほうが、嫌いだという人の言い分を冷静に聞けるのではないかと思う。そうやって冷静に相手の話を聞けば、自分も納得できるような理由を話してくれるかもしれない。

 

あるいは、嫌いな理由を話した側も「ああ、自分が嫌いな理由が分かってくれたか」という気持ちになって、好きであることに理解を示してくれるかもしれない。いずれにしても、相手が嫌いな理由を理解しようとせず、ただ好きなものにさせようとして相手を変えようとしてる限りでは、そんなことは起こらない。 とにかく、自分が好きだからという理由だけで相手の嫌いなものを無理やり好きにさせるべきではないと思うのだ。