とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

エンジンをかけ直す時がやってきた

明日から父の仕事を手伝うことになった。
父は自営業で普段は弟と仕事をしているが、
あまりの忙しさで、助けて欲しいと先週末に連絡があった。

去年の秋に会社を辞めてから、ほとんどの時間を独りで過ごしてきた。
それに会社を辞めてからも、退職金や貯金や失業保険のおかげで、
今日まで仕事についていなくても生活をすることはできている。

しかし、何もしなくてもお金が入ってくる状態が続いたので、
弛緩した張り合いのない日々が続くようになり、生活リズムも乱れていった。
もちろん、その間も何も職探しをしなかった訳ではない。
ただ、仕事で同じ失敗を繰り返したくない恐怖や、
お金に対してとりたてて不安もなかったせいで、
「失業保険もあることだし、焦って決めなくてもいいや」という気持ちだった。
そんな状況だったから、自分のエンジンの回転数は下がっていく一方だった。

それでも、この状態が本来の姿でないことは心の奥底では感じていたのだろう。
弛緩した日々が長くなってきたことに徐々に苛立ちを覚えるようになってきた。
何とかしたい。でも体が動かない。
そんな心と体がバラバラな状態なゆえに、イライラすることが多くなっていった。

だからこそ、今回の話をきっかけに自分を立て直したいのだ。
手伝いとはいえ、緊張感や責任感のある日々を過ごすことで、
弛緩してしまった生活や心にもう一度張りを与えたいのだ。
目指すものも無い張り合いのない生活から脱却すべき時が来たのだ。

物事を変える方法はいろいろあるけれど、
ある事をきっかけにして勢いで変えていくのも、一つの方法だろう。
ともかく、エンジンをかけ直す時がやってきたのだ。