休日には、体勢を立て直す過ごし方があってもいい。

毎日働いていると、睡眠などで休養してはいても、知らず知らずのうちに心身ともに疲れは蓄積してしまうし、使っているモノもメンテナンスが必要な状態になってしまいやすい。もちろん、自分やモノのメンテナンスも毎日やることは大切だけど、自分の疲労や時間的制約などによって、万全に仕上げるのは実際には難しいように感じる。そこで鍵になってくるのが、仕事のない休日ではないかと思う。

僕は、祝日の有無に関係なく平日は出勤して、土日に休む形態になっている。最近は、帰宅時間が遅い日が多いので、土曜日は平日の疲れが残っていることが多い。そして、土曜の夜は睡眠時間が確保がしやすいこともあり、コンディションが回復した日曜になって、外に出かけて買い物などをして自分のやりたいことをやって月曜に備えるという流れが、ここ最近の休日の過ごし方になっている。

この「月曜に備える」ということを意識するようになったのは、月曜の朝に部屋の中に散らかっていたり、身支度に時間がかかって出発時間が遅くなってしまうと、後手に回った状態で一週間を過ごしてしまったことが多かったからだ。物事が整理されていない状況で取りかかってしまうから、必要以上に時間をかけてしまうことで処理が進まないどころか逆にやるべきことが増えてしまう悪循環になることが多かった。

もし悪循環の状態になってしまったら、そこから一旦離れて体勢を立て直すことが必要になってくる。そして、それをできるチャンスが休日だと思っている。そして、自分の体や使うモノ以上に自分の心を立て直すことが大切だと感じている。静かな場所で、心を落ち着けて自分と向き合ってみたり普段やれないことをやってみたりする。これをするだけでも、欲求が満たせたのか気持ちが回復したように感じることが多い。

だから、休日を体勢を整えるために使うという選択肢があってもいいと思う。実際、部屋の中が整理され使うモノ状態が万全で月曜の朝を迎えると、身支度もスムーズに進むし、何より気力が充実しているのを感じる。確かに、その状態で月曜日を迎えても必ずしも一週間が順調に過ごせないこともある。しかし、それにくじけないためにも、休日に体勢を立て直して月曜の朝を迎えることが大切なのかもしれない。

今週のお題「休日の過ごし方」