とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

無理に意識しなくても、体は自分の望む方に動く。

最近、「やろうとすればするほど、やれなくなってしまう。」ということを感じている。きっかけは、速く仕事をやろうとするほど時間がかかってしまうことが多かったからだ。それをきっかけに振り返ってみたら、生活習慣を変えようとしてもなかなか変わらなかったり、休日にどこか行きたいと思う時ほど行きたい場所が見つからなかったりすることが多いことに気づいた。

 

逆に、仕事が速くできた時ほど、最初から速くやろうと意識せずにゆっくり始めた場合に多い気がする。また、何かをやろう・どこかに行こうと強く思わないほど、休日にやりたいことや行きたい場所が見つかっているような気がする。そういう時に共通しているのは、強く意識することもなく気がついたら自然と体が動きはじめていたことに加えて、結果に満足を感じることも多い。

 

もしかしたら、強く意識してしまう時と言うのは、その動機が自分の本心ではないからなのかもしれない。世間一般的にはそのほうがいいという理由だけで、本当はそうすることを望んでいなかったり、あるいはそうすることに対して納得していないからだと思う。本当は速くやりたくない。本当はそうしたくない。でも、速くやらなくてはいけない・やらなくてはいけない、と自分で思い込んでいまっているからなのだろう。

 

だから、やろうとしてもなかなかできない場合というのは、意識と本心がどこかズレているサインとも言えるだろう。そういう時には、むやみに何かをやろうしたり考えたりしないで、まずは自分を落ち着かせることが大切なのかもしれない。そうなれば、意識と本心のズレは小さくなっていって、その時の自分にとって必要なことを自然にやり始めていけるような気がしている。

 

もし、やろうとしていることが本当に自分がやりたいことや好きなことだったら、適切な時期に始めるのだろう。もし、仕事を速くやる必要を本当に感じていたら、自然と速くやるのだろう。だから、焦って無理やり手を加えなくても、いや手を加えないほうが自然と自分が本当に望む方向に進んでいくのかもしれない。 そして、それが自分を信頼することだと言えるような気がしている。