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とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

「どうなると思いますか?」は、質問ではないこともある。

返事に困ってしまう質問の一つに「~はどうなると思いますか?」というのがある。もう少し詳しく書けば「今年はどうなりますか?」とか「誰(どこ)が優勝すると思いますか?」という類のものだ。もちろん、それらの質問に対する答えが全く浮かばないわけではない。しかし、相手が本当に自分の予想を本当に聞きたいのかと疑問に思ってしまうことが、今までに何度かあった。

 

中にはやたら「~はどうなると思いますか」と聞いてくる人がいる。そして、そういう人の質問は予測するのが難しいものが多い。昔はそういう質問でも無理やりでも答えをひねり出していた。でも、そういう相手ほど自分の答えを否定して、自分の考えを一方的に話されることも多かった。極端なことを言えばこちらの意見はどうでもよくて、ただ自分の考えを認めてもらいたいだけように思えてしまう。

 

もしかしたら、「~はどうなると思いますか」と聞きたがる人というのは、不安が強いからではないかと思ってしまう。そして、自分の考えが周囲と合うことで安心感を得たいのかもしれない。でも、自分が不安だと言うことができないから、つい「~はどうなると思いますか」と違う言い方で相手に同意を求めてしまうのだと思う。そして、その発した言葉と本意の食い違いに、僕は違和感や不快感を持ってしまうのだと思う。

 

もっと言ってしまえば、「~はどうなると思いますか」と聞きたがる人ほど、悲観的な答えを持っていることが多く、それを外の環境にしていることが多い。自分次第でどうにでもなる可能性があるにも関わらず、である。そして、そのような話を聞いていると、「自分から動く必要はないし、悪いのは外のせい」のように思えてしまう。だからこそ、自分を否定されまいと前向きな答えを受け入れようとしないのだ。

 

逆に、物事をしっかりやりきる人や落ち着いている人からは、「~はどうなると思いますか」という質問がほとんどないように思う。おそらく、先行きがどうであっても自分次第でどうにでもなると確信しているのかもしれない。だからこそ、そのような質問をする気持ちが無いのだろう。そう考えると、質問一つとってみるだけでその人の状態が見えてしまうのかもしれない。