とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

押しの強い人の標的にならないために

前回のエントリではあるスポーツの誘いを断った経緯を書いたけれど、相手に断りの連絡を入れるまでの間にあることを感じた。それは、自分が誘いがきたら断れない雰囲気を知らず知らずのうちに出していたのかもしれないということだ。というのも、その場には十数人の人がいたのにその相手は僕にだけ誘いの話をしたからだ。つまり、相手は僕なら丸めこむことができると思ってしまったのかもしれない。

 

今まで僕は、自分だけ必要以上にイジられたりしつこく勧誘されたりすることが多かった。さらに、他の人はそんなこともなく友好的に接してるように見えてしまったから、自分は他人とうまく接することができないと思い込んでしまった。だから、人と接することだけでなく、いわゆる「押しの強い人」と接することが怖くなってしまって、人と接することに逃げ腰になっている時期があった。

 

でも、そういった人たちにうまく対処する術が無かったことも問題だったと今は思う。そして、その術は実際に人と接することでしか身につかないものかもしれない。中にはそういったことが自然とできてしまう人もいる。でも、僕の場合は意図的にやらないと身につかないのかもしれないと今は感じている。だから、もし人と接していて気になったことがあったら、自分で考えて対策を立ててみたほうがいいのかもしれない。

 

そうやって押しの強い人の標的にされないためには、断れない雰囲気を自分が出さないことがやっぱり大切だと思う。そのためには、どうしても納得がいけなければ実際に断われることが必要になってくると思う。実際に断わることで、自分の中にどうしても納得がいかないことは断ることができるという確信が持てるようになると思う。そして、その確信が雰囲気に出るからこそ、押しの強い人の標的になりにくくなるような気がする。

 

自分だけ押しの強い人の標的になるということは、自分次第で押しの強い人の標的にならずに済む可能性があるとも言える。だからこそ、標的にならない術を身につけることが大切だと思う。面白いことに、押しが強い人は遠くに離れていても標的を見つけてしまうことが多い気がする。でもそれと同時に、波長が合わなければどんなに近くにいても関係が始まらないことも多い気がしている。