とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

試行錯誤の時間は、至福の時間。

このブログで新しい記事を書く場合、文章が一回で確定してしまうことはほとんどない。書いては消しての繰り返しで文章ができあがることが多い。場合によっては、テーマさえも二転三転することもあるくらいだ。それでも、文章を何度も書き直すことは決して苦痛には感じていない。なぜなら、文章を何度も書き直すことによって、心から満足できるような表現が見つかったことが何度もあったからだ。

 

やっぱり、実際に文章を打ち込んで目に見えるようにしたほうが、良し悪しがはっきり出やすいような気がする。そして、良し悪しが分かることで迷いは確実に消えていくと思う。これを繰り返すことによって、初めて自分が満足できる表現に出会うことができるのだろう。そう考えると、文章を何度も書き直して試行錯誤することは、自分が心から満足できる文章を書くためにも大切なことかもしれない。

 

試行錯誤することが大切なのは、ブログに限った話ではないように感じている。生活でも仕事においても試しにやってみることで、良し悪しを確実に判断していったり違うことを何度もやってみることでいい方法を見つけたりすることが大切ではないかと思う。そうやって試行錯誤をするからこそ、迷いや漫然とした不安が消えていくことで確信や満足を得られやすくなるような気がするのだ。

 

しかし、結果を求められてばかりの環境にいると、結果を出すことへの意識ばかりが強くなりすぎてしまって本質を理解することをおろそかにしてしまいやすい。もし、本質を理解していないまま結果を出せたとしても、自分の中に確信がないためにいつまでも漫然とした不安を抱え続けることになってしまうだろう。そうならないためにも、試行錯誤できる時間を見つけ出すことが必要だと思うのだ。

 

とは言うものの、試行錯誤できる時間を作りだすことは実際には難しいことかもしれない。逆に言えば、試行錯誤できる時間があることは、幸運だと言えるのかもしれない。そう言いたくなるくらい、試行錯誤できることが本当の自信や満足につながるように思えてしまう。そう考えると、試行錯誤している時間というのは、決して無駄な時間ではなくて至福の時間とも言えるのかもしれない。