とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

骨盤を立てて座ることで、姿勢の大切さを実感する。

数日前に、お腹まわりの筋肉の構造についてネット検索をしていた。そうしたら、「骨盤を立てて座る」という言葉を目にした。初めて見た言葉だったので、「骨盤を立てて座る」という言葉でネット検索をしてみた。検索した結果、骨盤を立てて座ることによって自然と背筋が伸びることで猫背が解消できるそうだ。それだけでなく、お腹に力が入ることによって出すぎたお腹を引っ込める効果もあるらしい。

 

猫背と出すぎたお腹に悩んでいた僕にとってはいい情報だったので、さっそく試しにやってみた。そうしたら、背筋が伸びるようになっただけでなく、他に何もしなくてもその姿勢が続けられるのだ。それに、背筋がまっすぐになったことで肩が開いたためか、肩が楽になったような感じががした。しかも、複雑なことをするわけでもないから、気軽にやれそうな気がする。軽い気持ちでやってみたが、効果は自分の予想以上だった。

 

 しかし、その一方で歪みも感じるようになった。初めてやったときから、大腰筋と呼ばれる腰から背中にかけての筋肉が痛くなった。そして、何度かやっているうちに股関節にも不快感を感じるようになった。そこで原因を調べてみたところ、大腰筋の筋力が不足していたのと、股関節まわりの筋肉が固くなっていたのが原因らしい。それだけ自分の体はいろいろな部分が歪んでいたのだろう。

 

今回そうした歪みを感じたのも、悪い姿勢で座り続けていた証明なのだろう。逆に言えば、歪みを実感していなかったからこうして悪い姿勢のまま座り続けることになったとも言えるのかもしれない。幸い、骨盤を立てるように座っても、部分的な筋肉の痛みは感じても姿勢は維持することができる。だから、意識的に骨盤を立てて座ることを心がけることで、まずは弱っている大腰筋を鍛えていくことから始めるしかない。

 

それにしても、姿勢が良くなるのは体だけでなく気分もいい。気分もいいから物事も落ち着いて考えられるようになったと思う。そう考えると、姿勢がいいというのは見た目のことだけでなく、自分の体やパフォーマンスにとっても大切なことかもしれない。しかし、いくらメリットを実感していても、気を抜けば簡単に悪い姿勢に戻ってしまうだろう。だからこそ、生活の中において姿勢のことを意識することが大切になってくると思うのだ。