とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

美味しいものと店員さんの応対で、心から満足する。

ゴールデンウィークは、友人だけでなく親戚も一緒に集まりやすい時期でもある。今年は父の提案で、母の妹夫婦ともに焼肉に行くことになった。今回行った焼肉店は、父が以前からまた行きたいと思っていたお店だった。その日は混雑を予想して開店直後に店に入ったが、あっという間に席は全部埋まってしまっていた。

 

さすが父が絶賛していることもあって、お肉はどれも美味しかった。特にレバーが柔らかったのが驚きだった。でも、良かったのは食べ物だけでは決してなかった。父が注文したレモンサワーの濃い目を持ってきてくれた際に、店員さんは「もしお酒の濃さが気になったら、気軽に声をかけてください」とまで言ってくれた。僕はその丁寧な応対に一人で感動してしまった。

 

こうした丁寧な応対をしてくれる店員さんは僕は好きだ。気持ちが温かくなるせいか食べ物もさらにおいしく感じてしまうし、お店の居心地も良く感じてしまう。逆に、店員の態度が悪ければ、食べ物のおいしさも半減してしまうだけでなく居心地の悪さを感じるようになることが多かった。だから、僕はお店を選ぶ時には店員さんの態度を重要視することが多くなっていた。

 

その一方で、理由がただ安かったからということでお店を選ばれたこともあった。確かにお金のことを考えるのも大切だ。でも、安いことが前面に出すぎているお店というのは、食材の質がそれなりか、店員の態度がいまいちだったことが多かったような気がする。そのために、あまり得した感じはしなかった。それもあって僕は、おいしさや居心地を犠牲にしてまで安さにあまりこだわりたくない気持ちが強い。

 

確かに、食べ物も店員さんもいいお店というのは、値段もすることが多いのかもしれない。それでも、お金がかかったり行く回数は少なかったりしてもいいから、食べ物もお店の雰囲気も楽しめるようなところに、僕は行きたいと思う。なぜなら、そのほうが食欲だけでなく気持ちまでも心から満足できると思うからだ。

 

今週のお題ゴールデンウィーク2015」