とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

自分から動くためには

お腹周りが気になりはじめたので、一週間前からクランチを始めた。自分で気になってしまうくらいにお腹が大きくなった理由を探ってみると、あまり体を動かさない生活が続くようになったし、歳もとって代謝が落ちてきたこともあると思う。いずれにしても日々の生活のどこかに問題があったに違いない。

 

この大きくなってしまったお腹を何とかしないと、健康にも見た目にも弊害が出てくると思ったので腹筋を始めることにしたが、今のところ一日も休むことなく続いている。もちろんすぐには効果が出るものではないと思っているので、焦らず長く続けることが大切だと思っている。

 

こうして腹筋を始めようと思ったのは、自分から何もしないとお腹は引っ込まないと心から思ったからである。お腹が大きくなってしまったと思ったからといって、誰かが察して僕のお腹を引っ込めてくれるわけでもないし、朝起きたら勝手にお腹が引っ込んでいたということもない。結局自分で講じて何かしらの行動しない限り永久にお腹は引っ込まない。だから何かをやるしかないと思えるようになったのだ。

 

もしかしたら、人というのは自分から動くしか方法が無いと納得できたのならどんな状況であれ動いてしまうものかもしれない。逆に気持ちはあるのにいまいち動く気がしないというのは、誰かが何とかしてくれるのかもしれないという淡い期待を心のどこかに抱いているのかもしれない。つまり、自分で動かない限り絶対に進まないということに納得していない状態なのではないかと思う。

 

だからといって、そういった淡い期待を抱いていることを責めずに、むしろ認めることのほうが大事ではないかと思う。そうやって一旦認めたほうが「確かに他人が何とかしてくれる可能性もあるかもしれないけど、それよりも自分で動いたほうが手っ取り早い気がするな」と次第に思えるんじゃないかと思う。確かに、人生の中では誰かが何とかしてくれてうまくいくことも多い。でも、自分で動くことでさらにうまくいく可能性が大きくなるのではないだろうか。