とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

必要以上のことをやってしまう心理

僕は昔から、他人から求められる以上のことをやろうとしてしまうことが、時々ある。2日で終ればよさそうなところを1日で終わらせようとしたり、全体の60パーセントまででよさそうなところを、80パーセントを仕上げようとしてしまうのだ。

なぜこんなことを書いたのかというと、実は必要以上のことをしようとしてしまうのは、自分に対して不安があるからではないかと最近思うようになったからだ。つまり、相手のためというより、自分の弱さを見られたくないために必要以上に頑張ってしまっているのかもしれないと思うのだ。

確かに有能な人は評価され、無能な人は嘲笑される傾向にある。もしかしたら、僕は今までその考えにとらわれすぎていたのかもしれない。「常に有能でなければ認めてもらえない。」その考えが身体に染み込んでいるから、60パーセントでいいところを80パーセントまでやろうとしてしまうのではないだろうか。

でも、いつもいつも相手の期待以上にやってしまうと、どんな性格の相手であれ、相手は、自分のことを期待以上にやってくれる人だと思いこんでしまう人だと思い込んでしまうだろう。そうなると苦しいのは自分である。常に期待以上にやらなければならないというプレッシャーに晒され続けるし、もし、相手の期待以下の結果になってしまうと、相手の失望は大きくなってしまうだろう。

むしろ、自分のことを良く見せ続けようとするより、自分がやったことに対して堂々としていることが大切なのではないだろうか。堂々としていることができれば、自分に対して後ろめたさを感じなくなるから、無理に必要以上なことをやって自分を取り繕う必要が無くなるような気がするのだ。