とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

レシートのお返し?

「レシートのお返しです」

お店の会計でちょうどの金額を払った場合、こういった言葉を言われてレシートを渡される時がよくある。僕はその言葉を聞く度に「こっちはレシートを渡していないのになぜお返しなんだ?言ってて不思議に思わないのかな?」といつも疑問に感じてしまう。

確かに言葉遣いの問題だけでそれ以外には何の影響もない。だからお客側もとやかく言わないのかもしれない。でも、少し考えれば気づきそうなことを気づかないまま繰り返していることに僕は引っかかりを感じているのだ。何と言うか「悪い意味での適当感」をその店員に感じてしまうのだ。

だからと言って皆がそういうわけでもなく、中には「こちらレシートです。」と言う店員も存在する。そういう言葉を聞くと「あ、この人しっかりしているな」といい印象を抱いてしまうし、またその店に来たいなという気持ちにもなってしまう。

この件に限らず、新聞記事になってしまうほど間違ったまま使い続けている言葉遣いが世の中には多い。しかも、指摘する人もいないからなかなか間違いに気づかないために直ることが少ない。だからこそ、自分が使う言葉遣いが間違っていないかどうかを普段から意識してみることが必要なのかもしれない。