とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

他人に嫉妬するのは、自分が何もしていないから

人は誰でも他人に嫉妬してしまう時がある。もちろん、僕も他人に嫉妬してしまうことが時々ある。そして、僕が他人に嫉妬している時を振り返ってみると、自分が何もしていなかったり何も考えていなかったりしていた時が多いのだ。

往々にして自分が何かをやったり考えていたりする時というのは、意識が自分に集中しているために他人のことが気にならなくなるものだ。でも、何もしていないし何も考えてもいない、というような状態になってしまうと、意識が自分に向いていないために簡単に意識が他人の方に向いてしまう気がしてしまう。

 この「何もしていない、何も考えていない」状態というのは、自分の身体にとってあまりいい状態ではないのか、どうしても自分の悪いように考えてしまう。そんな状態の時にSNS上の他人の書き込みを読んでしまうと、勝手に自分の都合の悪いように解釈して、勝手に嫉妬してしまっているような気がするのだ。

 そして、一旦そうやって嫉妬してしまうと、相手の粗探しをしたりして自分を正当化したくなるものだ。でもよくよく考えてみたら、自分が切羽詰まっているときに他人のことが気になるだろうか?もちろん、そんなヒマなどないはずだ。

 結局のところ自分が嫉妬してしまうのは、相手がどうのこうのというよりも自分の状態があまり良くないから相手を悪く見てしまうからだと思う。だから、自分が嫉妬したからと理由で相手を憎んだり攻撃してしまったりするのは、全くナンセンスな話ではないだろうか。

もちろん生きている以上、嫉妬は避けられないものだ。でも、その時に自分の状態を振り返って冷静さを取り戻すか、それとも自分を無視して相手に敵意をむきだしてしまうかどうかで、その後の自分の精神状態も行動も大きく違ってくると思うのだ。