とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

過剰な責任を負わず、背負うべき責任を負う。

生活でも仕事でも失敗することがある。時には怒られたりしてダメージを食らう時がある。ところがそこに他人の評価を入れてしまうとややこしいことになってくる。よくあるのが「自分はこんな失敗をして悪く思われていないだろうか」という想像である。

そうやって失敗に他者を入れてしまうと自分の精神がこんがらがってくる。そうなってしまうと失敗することに過剰な恐怖心を抱くことになる。そして物事に対して消極的になっていき、その消極的な姿勢によってさらに大きな失敗を引き起こしてしまうこともある。

そうならないためにも、背負う必要のない責任を負わずに自分が背負える責任または自分が背負うべき責任だけを負うことにする。あれもこれもと背負う必要のない責任まで背負ってしまうと、行動力は鈍り、ひいては自分が背負うべき責任すら果たせなくなってしまう。

最近、そう思えるようになってきて気持ちが少し楽になった。自分の経験上、大抵の失敗は一時的に叱責されても時間が経てば叱責の声は消える。しかし、責任逃れが原因の失敗はなかなか叱責の声は消えない。そればかりか自分の評判を落としつづけることになってしまう。

失敗しないことも重要だが、失敗した時に自分がどう対処するのかもそれ以上に大切になってくる。責任の範囲を正確にとらえて対処するのと過剰に責任をとらえてその責任から逃れるように対処するのでは、その後の結果が大きく違ってくるだろう。その後の挽回はどちらが容易かなのは明らかだ。

まずは、自分の背負うべき責任を見極めて行動すること。それだけでも失敗に対するとらえ方が大きく変わってくるだろう。