とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

物事をやりきる

物事をやりきることは大切だ。やりきった後というのはスッキリした気分になることが多い。やっておいたほうがいいことををやりきって一日を終えるのと、やっておいたほうがいいことを先延ばししたり逃げたりすることでやらずに一日を終えるのでは気分に雲泥の差がある。

生きてていればやりたいこと・できることばかりだけではなく、嫌なこと・面倒臭いこと・やりたくないことにも出くわす。そんな時には精神的苦痛を避けたいがためについつい先延ばしをしたり逃げたりすることを往々にしてやってしまう。もちろん体制を整えるためにあえて先延ばしたり逃げたりすることも時には必要だが、あまりにも先延ばしや逃げを連発してしまうと確実に自分を追い込んでしまう。

仮にその場しのぎのために先延ばししたり逃げたりすれば、一時的に気は楽になる。しかし、根本の問題が解決に進んでいないので、時間が経てばまた心配や不安な気持ちに襲われる。そして、その心配や不安な気持ちは先延ばしや逃げる前よりも大きいものになっている。そうなってしまっては心配や不安のコントロールにエネルギーを取られてしまって問題解決どころではないだろう。

さらに先延ばししたり逃げると、根本の問題に対処する方法を経験することや勉強することができなくなる。そうなると、いつまで経っても対処法が確立できない。そのために、いつまでも逃げ回らなければならないハメになってしまう。そうなってしまっては常に心配や不安と共にすることになるので、心身ともに悪影響を及ぼすだろう。

そうならないためにも、心配や不安があってもやりきってみる。できれば途中で止めずに完了まで持っていく。その過程や結果に問題がなければ万々歳で安堵できるだろう。時には過程や結果が失敗に終わることもあるだろう。しかし、多かれ少なかれダメージは受けても、心のどこかに完了したことからくる安堵感が存在するような気がするのだ。その安堵感があるからこそ、リカバリーをしたり、同じ過ちを起こさないようにやり方を勉強したり工夫したりすることができるような気がするのだ。

確かにやっている最中は苦しい時もある。でも、だからこそ完了した後の安堵感を知ることが大切なのではないか。完了した後の安堵感を知っていれば苦しくても頑張れるだろうし、何より物事に取り組む支えにもなってくれるのではないだろうか。