とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

「職業に貴賤なし」は理想論ではない

「職業に貴賎なし」をそれでも私は信じてるって話 - ネットの海の渚にて

 このエントリを読んでいろいろと共感した。会長さんもおっしゃっている通り、僕もブルーカラーは決して下層の世界ではないと思っている。ブルーカラーだからといって皆が皆無能というわけではない。能力があってかつ人間的に尊敬できるブルーカラーの人もいるし、自分も仕事を通じてたくさん会ってきた。もちろん逆もまた然りである。

それにブルーカラーだからといってただおとなしく従っているわけではない。例えブルーカラーでも有能な人なら筋が通っていなければ確実に反発する。実際に自分も仕事においてはそうやって反発されたことも何度もあった。有能なブルーカラーの人たちは自分自身を決して卑下することなく誇りをもっている。だからブルーカラーは下層の世界だというわけではない。れっきとした一つの世界なのだ。

もっと言えばブルーカラーでもホワイトカラーでも雑用の仕事は必ず発生する。そうなると雑用係というものが必然的に発生する。確かに雑用係というものは往々にして見下されがちだが、自分の代わりに雑用をこなしてくれるからこそ自分のやるべきことに専念できるのではないか。例えば現場において材料を移動したり道具を持って来たり掃除したりする人がいることで、その分自分は施工に専念できるように。たとえ小さかったり地味だったりする役割でも存在するからこそ仕事が円滑に進めることができる。だから小さかったり地味だったりする理由で見下すべきではないと思う。

だからこそ僕も下記の部分に共感するのだ。

職業に貴賤は無い。
こんな事を書くと負け惜しみだ綺麗事だと揶揄されるだろう。
それでもいい。
私はブルーカラーの仕事に就いている方々に敬意を払っているし彼らの仕事を尊敬している。
それはもちろんホワイトカラーの方々に対しても同じだ。
全ての職に対して平等に敬意を払う。

 僕は会長さんの書いたことは決して負け惜しみでも綺麗事でもないと思っている。もしかしたら、実際には全ての職に対して平等に敬意を払っている人が多いような気がするのだ。なぜなら実際に仕事をしていれば、他の職のありがたみを感じるような場面に必ず出くわしていると思う。そこで感謝して敬意を払えるようになっていれば、職業に貴賤がないことを負け惜しみや綺麗事とは思えないような気がするのだ。

ホワイトカラーでもブルーカラーでもいい。どちらに属していても、自分の能力を発揮して貢献することが何より大切だと思うのだ。