とりあえず、やってみる。

思いがまとまらなくても、まずは文章を打ってみる。

ムカつくことはムカつくのだから

もしムカついたことがあったのなら、まずは自分の中でムカついたことを一旦認めてみたほうがいいのではないかと最近つくづく思う。そしてムカついた思いをどのように処理するか考えてみる。こうした方が不思議とTPOに応じた最善の方法を思いつくことが多いし、ムカついた思いも比較的早く消えてしまうことも多い気がするのだ。

感情がある以上不快に感じたらムカつくことは自然なことだ。そこでムカつくことを受け入れないのは自然な流れではない。そうやって抵抗すればするほど、心や体のどこかに歪みは残るだろう。もちろん備えあれば憂いなしということで、事前に予測し対策をたてる手もある。そうやってムカつきそうな出来事を回避する行動をとる手もあるし必要なことではあると思う。しかしどんなに手を打ったところで、生きている以上ムカつく出来事は避けられない。ムカつくことは絶対起こさないという姿勢では常におびえつづけるハメになるだろう。

どうせムカつくことが避けられないのなら、ムカついたらどう対処するかということにエネルギーに注いだほうがいい。そうやって対処法をいろいろと見つけていくことはノウハウを蓄積していくことになる。もしかしたらその蓄積からくる余裕によってムカつくことが少しは減ってくるかもしれないと思うのだ。そう考えてみると「ムカつかないようにするにはまずはムカついてみる。」という矛盾めいた方法が一番有効だということになるのだろうか。